便秘は漢方で体質改善と効果が期待できるプルーン

漢方では便秘を、下剤を直接使用するのではではなく体質を改善してゆっくりと治すべきものと考えます。
漢方で処方される薬のなかには水の不足を補い代謝を良くするもの、血液の循環を良くして腸を活性化するものなどがあります。
漢方ではまた、患者の体質や症状によってタイプを区別し、それぞれにあった処方をします。
証の合わない漢方を摂ることや効果を期待して一度に必要以上の量を摂取することは逆効果になる場合もあります。素人判断ではなくなるべく専門の漢方医に相談しましょう。
比較的体力のある中間証・実証の人には大黄甘草湯が良く用いられます。
漢方の便秘薬としては代特に表的なもので、市販されている便秘薬のほとんどにこの薬の成分が含まれています。
他には防風通聖散や三黄瀉心湯なども良く処方されます。
三黄瀉心湯は血圧が高く宿便のあるタイプに良く使われます。
一方、あまり体力のない人には桂枝加芍薬大黄湯を用いるのがもっとも一般的です。
膨満感や残便感の解消に優れた効き目を現します。 また便秘の人はどうしても下腹部に力が入り過ぎ、痔になりやすい傾向があります。
痔がある場合は緩やかに効く乙字湯などが良く用いられます。
高齢者や気分が沈みがちの方には穏やかな効き目の潤腸湯も良く処方されます。

便秘に効果が期待できるプルーン

プラムの一種であるプルーンは痙攣性、弛緩性いずれのタイプの便秘の方にも効果が期待できる食物です。
水溶性の食物繊維ペクチンが多く、ぜん動運動を整えるマグネシウム、カリウムもたっぷりと含まれています。
下剤ほどパワフルではありませんが緩下作用があり、痙攣性便秘で悩む人にも安心しておすすめできます。
乾燥したドライプルーンは程よく甘く、そのままでおいしく頂けますが最近はジャムやジュースなどもポピュラーです。
含まれている食物繊維の量はドライタイプのものが最も多くドライプルーン3個だけで約2gの食物繊維を摂取できます。
プルーンはちょっと苦手という向きには、ヨーグルトやシリアルなどと合わせてとるのもおすすめ、食物繊維をさらに効果的に摂取できるので効果的です。
一方で弛緩性便秘の人にもプルーンは強力な味方。
特に玄米酢にプルーンをつけたものを毎日食べるように習慣づけることで腸への刺激が高まります。
またプルーンには便通を良くする作用のあるソルビトールという栄養素も含まれています。
プルーンの優れたところはこうした便秘解消効果だけではなく、抗酸化作用をはじめとするさまざまな効果が期待できる点です。
例えば、豊富に含まれるポリフェノールは鉄分補給にもなり、貧血になりやすい妊娠期の方や貧血気味の女性にも大変良い効果が期待できますし、ビタミンA、ビタミンB2などは肌荒れにも効果的です。
このような万能でミラクルフルーツとも呼ばれるプルーンですが、ただ一つ食べ過ぎだけは要注意。
緩下作用と消費に負担がかかるため一度に大量にとると、下痢になる恐れがあります。自分の症状と照らし合わせ、少しづつ適量を見極めるようにしていくのがコツと言えるでしょう。

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